9日目の出来事ー2
・もう一つ、妹の暮らしを知るためにつながりそうな手掛かりは、派遣会社との派遣労働契約書だった。これは郵便物ではなく、部屋のどこかに放置されていた封筒に入っていたものだと思う。
・妹に連絡がつかなくなったときに、不動産屋の方が契約書に書かれていた勤務先に連絡したところ、すでに退職していると告げられたことは以前に書いた。
・その後、仕事はどうしていたのか。その手掛かりがその書類にあった。規約書に書かれた日付は、不動産屋の方が退職を告げられた日の後、連絡がつかなくなる数カ月前のものだった。無職ではなく、派遣契約で仕事をしていたことが分かった。
・妹は、デパートや専門店での販売職を長年経験していた。私の知っている限りでは、だが。不動産屋の方が連絡した勤務先も、その種の仕事を思わせるお店だった。しかし、派遣契約書記載された仕事は、それとは異なる内容のものだった。
・妹の様子が少しでもわかれば、と思い、契約書の電話番号に電話をかけた。オペレーターに事情を話したところ、担当者から折り返し連絡をもらえることになった。
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