母が亡くなる前後のことー5
・両親の住まいに到着したとき、母の遺体は戻ってきていたのかどうか、記憶があいまいだが、対面したのは母がいつも寝ていた部屋だったと思う。車椅子への乗り降りが楽なようにベッドを置いていたが、このところ入院が続き、折り畳み式のベッドは別室に片付けられており、母は布団の上でほっとしたような顔をしていた。
・なくなる前しばらくは、下顎呼吸になることもしばしばだったようなので、ようやく楽になったということか。妹が両親の住んでいた施設のスタッフに掛け合って、空き部屋を用意してくれていた。葬儀を済ますまで、しばらく滞在することになる。荷物を部屋に入れ、妹と今後の話をする。
・とりあえず葬儀の段取りはついていたので、やることは親族への連絡ぐらい。ただ、遠方の方が多いので宿泊の手配をしなくてはならない。妹には親族に連絡をしてもらい、私は宿の確認と手配をした。父親は呆然とするばかり。
・連絡がひと段落したところで、明日からの手続き関係の確認。母が倒れたときに銀行関係や社会保険関係の状況について父は全く把握しておらず、母の職場の方の協力や付き合いのあった金融機関の方々のご厚意で何とか乗り切った(何しろ父は一人で自分名義の口座から預金すら引き出せなかったのだ)という苦い経験から、口座などの情報は整理把握していたが、何しろ本人が動けそうもないので、段取りを決めながら近くの飲食店で飯をくった。
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