母を送ってからのことー1

 ・告別式、火葬もつつがなく終わりひと段落。妹の滞在が長くなっていたので、ひとまず先に自宅に戻ってもらうことにした。今後の検討課題を確認しながら食事をし、別れた。とりあえず父親の今後の生活のこと、母の納骨のことを決めねばならなかった。一度お互い自宅に戻って、落ち着いてから話し合おうと約束した。

・私は翌日帰宅することにした。私はもう少し滞在することが可能だったが、奥さんの仕事の都合がつかなかったのだ。葬儀に参列してくれた皆さんを最寄り駅まで何度か往復して送り届け(奥さんの弟が手伝ってくれた)たあと、父の住まいに戻り、父と少し話をしようと思った。

・案の定、話はできなかった。何を話しかけても、ふー、とため息をつく。「俺がこんな気持ちの時に、よくそんな話ができるな」という空気を全身から発していた。これが嫌で、私は父とコミュニケーションをとるのが大嫌いだった。しかし、母親の闘病期間を通じて、家族として決断しなければならないことがあり、極めてビジネスライクに話を進めることがあったが、そういう時に帰ってくるのは「お前の好きにすればいいじゃないか」という返事。

・何も解決せず、嫌な気分になるだけということが度々あった。介護生活の前半、同居していた妹は、毎日そんなコミュニケーションを繰り返していたわけで、辛かったのではないかと思う。特に文句を言ってくることもなかったのが、今になってみると申し訳ないと思う。

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