妹について把握していたことー2

 ・私が30歳で家を出て一人暮らしを始めて6年ほど経ち、母が脳梗塞で倒れた。一命はとりとめたものの、生活全般に介助が必要となり、車いすでの暮らしを余儀なくされた。父は家事は多少こなしたものの、社会的な交渉事が全くできない人だった(銀行からお金がおろせない、という類)ので、あっという間に困難にぶち当たった。

・母の介護など身の回りの世話は父がやっていたが、それ以外の各所との手続きや食事のための買い出しなどは、妹が担うことになった。母は、緊急入院後、ICUから出ると、短期間の入院とリハビリの後、自宅で介護生活を送ることになる。その前に、その後の暮らしをどうするか、妹となども話し合った。

・父は当時65歳だったがまだ仕事をしており、妹も私も収入があったので、3人分合わせて何とか乗り切りつつ少しでも貯蓄をして、その後の母の生活の変化に備えよう、ということになった。

・私は、母の入院中から土日はほぼ病院に行き、ずっと病院にいるだけの父に代わって、必要な物品を買いに走ったり、親族や母の友人に連絡を取ったりしていた。当時、妹は販売の仕事に転職していて、土日は動けないことが多く、こまめに連絡をしていた、と言うか、せざるを得なかったのだが。

・ある日、打ち合わせのために飯を食おうと妹と約束して店で待っていたら、彼女が憮然とした顔でやってきた。どうしたのか聞くと、父が突然「仕事辞めたから」と言ってきたという。いろいろ考えてきた今後のプランが、全く無駄になった。



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